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  • zz株式會社アウトソーシング
    100-0005
    東京都
    千代田區
    丸の內1-8-3

    事業等のリスク

     

    當社グループの事業その他に関するリスクとして、投資判斷に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる事項には以下のようなものがあります。當社グループでは、これらのリスクを把握し、発生の可能性を認識したうえで、可能な限り発生の防止に努め、また、発生した場合の的確な対応に努めていく方針であります。
    なお、本項目に含まれる現在及び將來に関するこれらのリスクは、2019年12月期末現在において判斷、予想したものであります。

    (1) 自然災害等による影響

    當社グループは、地震、臺風、火災、洪水等の災害、地球溫暖化等の気候変動の進行による影響を受けた場合、戦爭、テロ行為、コンピュータウイルスによる攻撃等が起こった場合や、それにより情報システム及び通信ネットワークの停止または誤作動が発生した場合、また、強力な新型インフルエンザ等の感染癥が流行した場合、當社グループの事業活動が制限され、業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (2) 法的規制及びその変更の可能性について

    當社グループが行う國內の各アウトソーシング事業は、労働基準法?労働者派遣法及びその他関係法令により規制を受けております。
    各アウトソーシング事業のうち、請負については、現時點では請負自體を規制する法律はありませんが、労働者派遣事業と請負により行われる事業との區分に関する基準(以下、「告示37號」という。)等により、派遣と請負については明確に區分されております。當社グループでは、安定雇用にフォーカスした「告示37號の獨自の解釈基準」を作成し、活用することにより、偽裝請負のリスクを回避し、コンプライアンスを保った請負を推進しております。
    契約社員や期間従業員等、雇用契約に期限がある有期雇用につきましては、2013年4月に改正労働契約法が施行され、施行日以降において有期雇用契約が反復更新され通算5年を超えた場合は、労働者の申し込みにより、契約の期限を定めない無期雇用契約に転換する仕組みが導入されました。
    また、2015年9月には改正労働者派遣法が施行され、派遣活用側の利便性が高まる一方、派遣事業者の責任は強化されました。
    このような労働関係法令のほかにも、個人情報保護法や內部統制に関する規制、東京証券取引所市場第一部に上場する企業としての諸規則等の規制も受けております。當社グループでは、法令遵守を第一義に考えており、法務関連部門や內部統制関連部門を中心に、関係法令の教育?指導?管理?監督體制の強化を積極的に推進しております。
    同様に海外の各アウトソーシング事業においても、進出國の労働関係法をはじめとする各法令によって規制を受けておりますが、各國の大手法律事務所を活用して法令遵守を第一に運営しております。加えて、グローバルガバナンス?プロジェクト活動にも注力し、海外グループ會社に対するガバナンスを強化しております。
    しかしながら、今後、國內外の社會情勢の変化等に応じて新たな法の制定?改正または解釈の変更等が生じた場合や、當社グループと規制當局との間で見解の相違等が生じた場合には、當社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (3) 取引先業種の景況等による影響について

    當社グループが行う製造系アウトソーシング事業は、メーカーの量産工程における生産変動部分を請け負う性質から、すべての業種において景気の悪化をあらかじめ想定しており、取引先業種をバランスよく分散させることによって、景況による影響を受けにくくしております。
    また、當社グループでは、自動車産業や醫薬醫療産業等の各種産業に特化して専門性を高めていく戦略であり、メーカーの研究?開発部門を請け負う技術系アウトソーシング事業も展開しております。このため、その特化した業種の景況に左右されることが想定されますが、業種を超えてグループ會社間を技術者が異動することにより、景況による影響を受けにくくしております。加えて、公共系アウトソーシング事業の拡充のほか、米軍施設向け及びコンビニエンスストア向け等の景況に左右されにくいビジネスも展開しております。
    しかし、リーマンショックのような、世界規模で生産量や研究開発全體が大幅に落ち込む場合には、當社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (4) 必要な人材の確保について

    近年、日本國內においては、リーマンショックのような経済危機、大震災や洪水といった天災等の影響により、生産が低迷して人材の余剰感が高まる時期や、その後の景気回復等によって一転増産となる等、人材の不足感が高まる時期が繰り返されております。
    このように、様々な外部環境により変化するメーカーニーズに対して、當社グループでは、個々のメーカーのニーズにあった外部人員活用の提案をしており、また、提案を実現するための人材確保を重視しております。
    人材派遣のビジネスモデルは労働者供給であり、他方、メーカーが直接雇用を行うことに対する採用代行のビジネスモデルは労働者紹介であることから、供給及び紹介する人材の採用數を増加することが重要になります。
    そこで當社グループは、グループのグローバルな採用ネットワークに加え、現地の大學との提攜等の様々な取組によりブランディングを強化することで、同業他社との差別化と募集數の拡大を同時に図っております。
    技術系については、新卒者の採用を拡大すると同時に、未経験者の雇用を促進し、當社グループ內のKENスクールで教育研修を行って配屬するスキームを展開することにより、採用の拡大を図っております。
    一方、請負のビジネスモデルは、労働者の供給や紹介である派遣や採用代行とは異なり、生産効率を向上させるために、請負現場における個々の人材のスキルアップが不可欠となります。そのため、メーカーから招聘した人材育成の體制構築に必要となる技術やノウハウを持ったキーパーソンを中心とし、キャリアパス?キャリアアップ制度、事業所ごとに設定した適切な教育制度や評価報酬制度等の人材育成體制を充実させ、人材の育成に注力しております。この體制整備は、請負體制の構築に必要なコアとなるリーダーの人材を安定的に確保することも目的としております。
    現場管理者の確保においても、労働者にとって魅力的なキャリアパス制度を提示することにより、同業他社との差別化を図っております。
    また、採用過程において、募集広告に関する地域?メディア分析によって広告の効率的な投下を目指すとともに、リアルタイム面接予約システム、マッチングシステム、採用テレビ面接システム等の導入、さらには採用擔當者への定期的な研修を行い、応募から採用に至る過程での取りこぼしを減少させ、必要な人材の確保に努めております。
    さらに、メーカーの直接雇用の期間工を正社員で受け入れるPEOスキームにより、作業に習熟した人材を安価に採用することで、同業他社に比べて優位に採用活動を行います。
    海外においても、進出した各國でM&Aも活用して有數のプレーヤーに成長しており、グループ內の連攜等によって、同業他社に比べて優位に採用活動を行っております。
    しかし、景気の回復によるニーズの高まりが想定を遙かに上回るペースであった場合のほか、同業他社が當社グループ以上に広告宣伝費を投下してより効果的な採用活動を行った場合や、今後AI等の技術革新やSNS等の代替手段が臺頭し當社グループがそれらに対応できなかった場合には、需要に対応する人數の人材が確保できず、受注機會の損失や再募集によるコスト等が上昇し、當社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (5) 海外事業展開に関するリスク

    中長期的な経済環境は、國內市場においては、人口減少による購買力の低下が懸念される一方、海外市場においては、人口増加及び各種産業の成長によって新興國を中心に消費拡大が見込まれております。
    現在、當社グループの事業活動の約半數は日本國內で行われていますが、グループ全體の持続的な成長を実現するためにも海外事業拡大を重要戦略に位置付けております。
    しかし、これまでのアジア?オセアニア中心の事業展開に加えて、歐州や南米にも進出を果たし、グローバルに事業展開を加速させる過程においては、為替リスクに加え、テロ?誘拐を含む政情不安、経済活動の不確実性、宗教及び文化の相違、現地における労使関係等のリスクに直面する可能性があります。
    また、売掛金の回収や、取引相手との関係構築?拡大等の點において、海外の商習慣に関する障害に直面する可能性があります。さらに、投資規制、収益の本國送金に関する規制、現地産業の國有化、輸出入の規制や外國為替の規制の変更、稅制または稅率の変更等といった様々な政治的、法的あるいはその他の障害に遭う可能性があります。
    このほか、海外事業の拡大においては、投資利益の実現までに長い期間と多額の資金を要することがあり、投資による費用の増加が収益の増加を上回る可能性もあります。

    (6) M&A、資本提攜等に関するリスク

    當社グループでは、通常の営業活動によるシェア拡大に加え、事業拡大への経営資源を取得するために、M&Aによる企業買収や資本提攜等も積極的に推進しておりますが、それらを実施する場合には、対象となる企業の財務內容や事業についてデューデリジェンスを行い、事前にリスクを把握するとともに、収益性や投資回収の可能性について検討しています。
    しかしながら、國內外の経済環境の変化等の理由から、當社グループがM&Aや資本提攜等を行った企業の経営、事業、資産等に対して、十分なコントロールを行えない可能性があります。また、買収した企業の顧客基盤や人材が流出する可能性もあり、當初に期待したシナジーを得られない可能性もあります。これらの場合、當社グループが既に行った投資額を十分に回収できないリスクが存在し、當初の期待どおりに事業を展開できない場合には、當社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
    さらに、當社グループが、ビジネスパートナーと合弁會社の設立や事業提攜を行う場合において、當社グループが投資先を実質的に支配することや、重要な意思決定を行うことが難しい場合があるというリスクが存在し、當初の期待どおりに事業を展開できない場合には、當社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

    (7) 情報管理について

    當社グループでは、メーカーの技術部門である研究?開発工程から製造部門における量産工程までの幅広い分野において受注を獲得しており、メーカーの新技術の研究や新製品の開発、生産計畫等、機密性の高い情報を知りうる立場にあります。また、主力事業であるアウトソーシング事業の特性上、數多くの顧客関係者、採用応募者、役員及び従業員等の個人情報を有するため、個人情報取扱事業者に該當し、個人情報の保護に関する法律の適用を受けます。顧客情報、個人情報をはじめとした情報の取扱に関する重要性、危険性を十分に認識し、その管理にあたっては、情報漏洩及び不正アクセス等を重大なリスクと認識し、情報セキュリティに最善の対策を講じるとともに、アウトソーシンググループ企業倫理行動規範、個人情報保護指針及び社內規程を策定し社內に周知徹底する等、情報保護體制の確立を図り、厳重な管理を行っております。加えて、EU一般データ保護規則(GDPR)をはじめとする、各國の個人情報保護の枠組みについても適用開始日にあわせた取組を進めております。
    しかし萬一、重要な情報の漏洩?流出が発生した場合には、結果として損害賠償責任を負うことがあり、さらに信用の失墜により當社グループの経営成績に重大な悪影響が及ぶ可能性があります。また、將來的に通信の秘密を保障するためのシステム投資及び顧客情報保護體制の整備のため、コストが増加する可能性があります。

    (8) 中期経営計畫に関するリスク

    當社グループは、2016年7月に2020年度を最終年度とする中期経営計畫「VISION 2020:新フロンティア創出への挑戦~いかなる事業環境にも打ち克つ企業體への進化~」を発表し(2016年12月に一部改定。なお、2020年2月にローリングし、2024年度を最終年度とする新中期経営計畫「VISION 2024:Change the GAME」を発表しております。)、中長期的なビジョンや戦略、事業セグメントごとの注力施策及び計畫數値等を公表しております。
    挑戦的な計畫値にもかかわらず、當期までの進捗狀況は順調に推移しておりますが、これらの計畫や數値は、公表時點で入手可能な情報に基づき當社が計畫、予想したものであり、実際の業績等は、本「事業等のリスク」に記載のリスクをはじめとする様々な要因により、結果として未達となる可能性があります。

    (9) のれんの減損等に関するリスク

    當社グループは、2016年12月期有価証券報告書から、連結財務諸表についてIFRSを適用していますが、IFRSでは、日本において一般に公正妥當と認められる企業會計の基準と異なり、のれんの定額償卻はありません。他方、のれんの対象會社における経営成績悪化等により減損の兆候が生じ、その効果である回収可能価額がのれんの帳簿価額を下回る場合には、のれんの減損処理を行う必要が生じる可能性があり、かかる場合には當社グループの経営成績及び財政狀態に重大な影響を及ぼす可能性があります。

    (10) 有利子負債について

    當社グループは、事業基盤と収益力の拡充による中長期的な企業価値の向上のため、M&Aを中心とした投資を実施しております。今後、借入金等が増加した場合、當社グループの財政狀態が変動する可能性があります。

    (11) 資金調達について

    當社グループは、M&Aによる企業買収や資本提攜等を積極的に推進しており、これらの実施を含めた必要な事業資金の一部は、金融機関からの借入等により調達しております。
    今後、當社グループの経営成績、財政狀態の悪化や金融情勢の変化等により、思うように必要な資金調達ができない場合、當社グループの財政狀態に影響を及ぼす可能性があります。
    また、當社グループの金融機関からの借入などには一部で財務制限條項が付されているものがあります。いずれかの財務制限條項に抵觸する可能性が発生し、抵觸を回避することができない場合、當該債務について期限の利益を喪失する可能性があるほか、これに伴い、その他の債務についても一括返済を求められる可能性があります。その結果、當社グループの財政狀態に影響を及ぼす可能性があります。

    (12) 金利の変動リスクについて

    當社グループは、金融機関等から資金調達をしており、その一部を変動金利で調達しております。今後、急激かつ大幅な金利変動が生じた場合、金利負擔が増加し、當社グループの財政狀態に影響を與える可能性があります。

    (13) 為替リスクについて

    當社グループが積極的に行っているM&Aによる海外事業への投資は、為替の変動により、為替換算調整勘定を通じて株主資本が増減するリスク、期間損益の円貨換算額が増減するリスクが存在します。これらの為替変動リスクは、將來の當社グループの財政狀態や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

    (14) 訴訟等に関するリスク

    當社グループは、法令その他諸規則等を遵守すべく、コンプライアンス體制及び內部統制システムの強化を経営上の重要課題のひとつとして位置付け、當社及びグループ各社の役員及び従業員等に対して適切な指示、指導を実施し、反社會的勢力との関係遮斷や不正行為の防止?発見のために必要な予防策を講じています。
    しかしながら、當社グループ及び役員、従業員等の法令違反等の有無にかかわらず、取引先、従業員その他第三者との予期せぬトラブルないし訴訟等が発生する可能性があります。また、特許権等の知的財産権による訴訟についても訴訟のリスクがあるものと考えております。
    かかる訴訟等の內容及び結果によっては、當社グループの事業及び業績に影響を與える可能性があります。また、多大な訴訟対応費用の発生やブランドイメージの悪化等により、當社グループの事業及び業績に影響を與える可能性があります。

    (15) 情報システムについて

    當社グループの事業活動において、情報システムの重要性が増大しております。當社グループでは、情報システムの安定的運用に努めておりますが、自然災害、事故、コンピュータウイルスや不正アクセス等のサイバー攻撃、その他の要因により情報システムに重大な障害が発生した場合、當社グループの事業及び業績に影響を與える可能性があります。
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